『みんなの元保護犬物語』は、里親になられた方々の「リアルストーリー集」です。
「里親になるって実際どんな感じなの?」っと疑問をお持ちの方に、「うちの場合はこんな感じだったよ」っと回答いただきました。100匹いれば、そこには100通りの物語があります。先輩方の経験を、里親になることを考える参考にしていただけたら幸いです。⇨ 里親様の体験談、募集中です!
元保護犬のこころちゃんです。
名前:こころ
犬種:ロングコートチワワ
年齢:8歳9ヶ月
お迎えしてから:4年半ぐらい
こころちゃん、綺麗な毛並みのかわい子ちゃんワン!
お迎え前について
※アンケートの一部は選択式の回答となっています。
保護犬の里親になろうと思ったきっかけは?
うさぎさんと暮らしていましたが、亡くなり悲しんでいましたが、前を向いていかなくちゃと思っていた時に、本当に急に保護犬をお迎えしたいと思うようになり、保護団体さんのブログなどを見たりして探し始めました。
どこから保護犬の譲渡を受けましたか?
個人の保護ボランティアさん
その譲渡元はどのように見つけましたか?
ペットのおうちというサイトから
その譲渡元を選んだ理由は?
写真を見て、この子だと直感のようなかんじでした
複数の譲渡元を検討しましたか?
はい
その子にした理由は?
一目惚れ、直感
何匹かのワンちゃんを同時に検討しましたか?
いいえ
里親になるまでに何度申し込みをしましたか?
4回以上
里親申し込みで大変だったことは何かありますか?
申し込みしてもすでに決まっていたり、お見合いまでするのはなかなかチャンスがありませんでした
里親申し込みで何か気をつけたことはありますか?
飼育経験や飼育環境をきちんと伝える
お迎えするときに準備したこと、気をつけたことはありますか?
飼育環境を整えた
譲渡当時のワンちゃんについて
迎えた際の年齢は? (選択式の回答)
3歳~4歳
迎えた際の健康状態は?
やや健康に問題あり
上記で、「良好」以外を答えた方:具体的にはどのような病状がありましたか?
お腹が弱く、精神的にもかなりトラウマがあり、病院通いをしました。7歳になる前に心臓の手術もしました。
譲渡元での、メディカルチェックの有無
健康診断あり
ワンちゃんのそれまでの環境はご存知ですか?
ある程度知っている
ワンちゃんがご自宅にたどり着くまでの経緯
愛知県で繁殖犬として4歳まですごし、静岡を経て東京のボランティアさんに保護されたようです
お迎え後について
思ったより楽だったことは?
初日から用意したサークルのベッドで眠ってくれたこと、大人しい子でした
逆に、思ったより大変だったり悩んだことは?
お留守番が全くできません、今現在も。どうしてもの用事がある場合はペットホテルに預けています。なので外食する機会が減りました。後はトラウマからなのか不安症になり、投薬治療なども長くしてきました。現在は漢方で治療しています。
聞いていた健康状態以外の問題が起こりましたか?
健康という部分にはこだわりはなかったので問題とは思っていませんでした。どんな子だろうとその子の全部を受け止める覚悟をしていました。
最も苦労したしつけがあれば教えてください。
一緒に暮らすということでは教えたことは沢山ありますが、しつけという気持ちがなかったので苦労とは思っていませんでした。たぶんうさぎさんと暮らしていたので、逆にワンコはなんでも覚えるのが早いしすごいなーと思っています。
迎え入れて、嬉しかったことは?
ママ大好きワンコなので、そんなに好きになってくれたのかと幸せでたまりません。
お迎え後、愛犬はどのように変化しましたか?
最初はとにかく大人しくて、声もほとんど出さないし吠えませんでした。成長する中で少しずつ声も出て、感情表現をするようになり、実はかなり勝ち気な性格だったんだなと今は思っています。自分を出せるようになったのだと思うと嬉しいです。
迎え入れたことで、家庭にどのような変化がありましたか?
夫婦でお散歩に行くようになり、体力もつき健康になったと思います。
保護犬以外のワンちゃんも飼ったことがある人に質問です。保護犬以外のワンちゃんと、保護犬ちゃんとで違うな、と感じることはありますか?
大きくは変わらないと思います。臆病な子は赤ちゃんから育てても臆病だし、強い子は強いです。個体差だと思っています。保護犬ちゃんたちは新しい生活が始まった時がもう一度赤ちゃんになるんじゃないかなと感じています。なので、何歳の子でも赤ちゃんからスタートするんじゃないかなと感じています。しつけと言うようなことも気長に教えて行けば必ずできるようになりますので、赤ちゃんワンコをお迎えするのと変わらないなと思います。ただ、過去のトラウマについては赤ちゃんとは違うので、ケアが必要だとは感じています。
振り返って
今、元保護犬の愛犬はどういう存在ですか?
家族であり、我が子です。お腹を痛めて産んだわけではありませんが、出会いからお見合い、トライアルと進めてきた中で、産んだくらいの気持ちが生まれたような気がします。
今だから思える、譲渡に関して、もっとこうしておけば良かったと思っていること。
特にありません
里親になることを希望されている方へのアドバイスやメッセージ
申し込みやお見合いがなかなかうまくいかないこともあるかと思いますが、すべてはご縁なのかなと思っています。お見合いが失敗した後に、諦めきれず保護団体の方に思いをお伝えした時に言われたのですが、「○○様にも必ずご縁のある子がいます、○○様ならきっと素晴らしい里親様になられますよ」と言われました。その後に今の子と出会いトントン拍子で決まりました。その時にああやはり縁なんだなーと感じました。焦らずに自分とご縁のある子を探して欲しいなと思います。
最後に、愛犬に言ってあげたいことがあれば、お願いします!
ママを選んでくれてありがとう
大変な心臓の弁の手術をしたり、こころちゃん、ご家族一緒に頑張ったワンね。そして最初から全部を受け止める覚悟で、こころちゃんとご縁をしっかり繋いでくれた、がじゅこさん、ありがとうだワン!