みんなの元保護犬物語【第74話】ペコちゃん、ラコちゃん(トイプードル・6歳、7歳)

『みんなの元保護犬物語』は、里親になられた方々の「リアルストーリー集」です。
「里親になるって実際どんな感じなの?」っと疑問をお持ちの方に、「うちの場合はこんな感じだったよ」っと回答いただきました。100匹いれば、そこには100通りの物語があります。先輩方の経験を、里親になることを考える参考にしていただけたら幸いです。⇨ 里親様の体験談、募集中です!

元保護犬のペコちゃん、ラコちゃんです。

名前:ペコ、ラコ
犬種:トイプードル
性別:女の子
年齢:6歳、7歳
現在、お迎えしてから:8ヶ月

きなこ先生

ペコちゃんラコちゃんとっても仲良しだワンね!

お迎え前について

※アンケートの一部は選択式の回答となっています。

保護犬の里親になろうと思ったきっかけは?
ペットショップで、並んでいるかわいい子犬たちの裏では、繁殖のためだけに利用されている親犬の存在を知ったから。

どこから保護犬の譲渡を受けましたか?
ボランティア団体

その譲渡元はどのように見つけましたか?
個人ボランティアさんのプログ

その譲渡元を選んだ理由は?
近隣に住んでいる方だったこともありますが、保護犬への愛をブログを通してですが、感じることができた為です。

複数の譲渡元を検討しましたか?
はい

その子にした理由は?
先住犬と同じトイプードルで、飼育経験もありましたが、一番は、そのボランティアさんのブログを通して、自分の中で保護犬を迎え入れたい気持ちと覚悟を自問自答を繰り返していて、家族ともよく話し合い、気持ちが固まったタイミングと里親募集の時期が、重なったため。

何匹かのワンちゃんを同時に検討しましたか?
はい

里親になるまでに何度申し込みをしましたか?
1度のみ

里親申し込みで大変だったことは何かありますか?
ペットのおうちで、申し込みしたら、すぐに折り返しのお電話をいただきました。申し込むまでにかなり悩み、最後まで命を預かることへの覚悟を決めた後にもうしこんだので、いろいろ質問は受けましたが、大変だとは感じませんでした。

里親申し込みで何か気をつけたことはありますか?
冷やかしや軽い気持ちで、申し込まない事だと思います。散歩もさせてもらってない、子供を産んでは取り上げられ、歯はボロボロ、辛い思いをしてきた子に二度と悲しい思いをさせたくないという覚悟を持って応募してほしいです。

お迎えするときに準備したこと、気をつけたことはありますか?
先住犬は、すでに亡くなった子とは、とても仲が良かったのですが、保護犬を迎え入れるにあたり、関係性は不安ではありました。仲良く一緒に寝てくれなくても、ケンカさえしなかったらいいと思ってましたが、お見合いだけでは、判断つかないので、一番気を使いました。

譲渡当時のワンちゃんについて

迎えた際の年齢は? (選択式の回答)
5歳〜7歳

迎えた際の健康状態は?
良好

具体的にはどのような病状がありましたか?
良好とは答えましたが、保護ボランティアさんが、避妊手術してくださったのですが、1匹は子宮蓄膿症と乳腺種 もう1匹は子宮に水が溜まってる状態でした。手術時、処置してくださったので良好と答えました。また、子宮に水が溜まっていた子は、片目の眼球が、萎縮してしまっている状態で、なぜ、そうなったのかわからないそうです。

譲渡元での、メディカルチェックの有無
健康診断あり

ワンちゃんのそれまでの環境はご存知ですか?
全然わからない

ワンちゃんがご自宅にたどり着くまでの経緯
トイプードルばかり何百匹かを繁殖させている繁殖場とボランティアさんの交渉の上、引き出してもらえた子達で、うちに来た子たちは、一緒に引き出してもらって、同じ保護ボランティアさんが預かってくださっていて、うちと縁を結んでくださいました。

お迎え後について

思ったより楽だったことは?
保護ボランティアさんに来た時は、ご飯を食べなかった子も、避妊手術時に歯の処置もしてもらったことで、何でもパクパク好き嫌いなくたべます。

逆に、思ったより大変だったり悩んだことは?
1匹の子は天真爛漫で、大丈夫でしたが、もう1匹の子は繁殖場で、甘えられなかった反動か、ほかの犬を押しのけてまで、自分を優先したがったので、先住犬と喧嘩することもあったので、常に近くにいて、ケンカする状況にならないように気を配ってました。

聞いていた健康状態以外の問題が起こりましたか?
特にないです。

最も苦労したしつけがあれば教えてください。
トイレトレーニング

迎え入れて、嬉しかったことは?
家族の宝物が増えた事、この子たちを今まで、経験出来なかったこと、食べて、寝て、いろんなところに出かけてと、体感させてあげられることです。

お迎え後、愛犬はどのように変化しましたか?
全身で安心してる態度をみせてくれています。

迎え入れたことで、家庭にどのような変化がありましたか?
話し合って迎え入れたことがよかったのか、主人も散歩などお世話を積極的にやってくれるようになりました。

(保護犬以外のワンちゃんも飼ったことがある人に質問です。)保護犬以外のワンちゃんと、保護犬ちゃんとで違うな、と感じることはありますか?
食べっぷりが違います。保護犬は、今まで、早く食べないと取られていたのか、8ケ月経ちますが、まだ、早食いが、治りません。
あと、個人差かもしれませんが保護犬は顔を舐めてきたりあまりしないようにおもいます。

逆に同じだな、と思うことはありますか?
飼い主のそばにいたいところは、先住犬も元保護犬2匹も同じです。

振り返って

今、元保護犬の愛犬はどういう存在ですか?
家族の中心です。

今だから思える、譲渡に関して、もっとこうしておけば良かったと思っていること。
保護犬を迎え入れる前にペットショップから、子犬を買ったことがあるので、早くに、子犬ビジネスの裏側に気がつけばよかったと思ってます。

里親になることを希望されている方へのアドバイスやメッセージ
ご家族で、話しあって、家族全員で、覚悟と愛情を持って迎え入れてあげてください。里親になる応募は、子犬をペットショップで、購入するより、ハードルは高いです。でも、ぜひ、ペットショップで、購入するより里親になるという選択をしてほしいと思います。

最後に、愛犬に言ってあげたいことがあれば、お願いします!

安心していいよ。いつもそばにいるよ。

きなこ先生

販売するための子犬をきっと沢山沢山産んできたペコちゃん、ラコちゃん。子供時代をやり直してこれからだワンね。楽しく過ごすわん!モカママさん、ありがとうだわん。

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