『みんなの元保護犬物語』は、里親になられた方々の「リアルストーリー集」です。
「里親になるって実際どんな感じなの?」っと疑問をお持ちの方に、「うちの場合はこんな感じだったよ」っと回答いただきました。100匹いれば、そこには100通りの物語があります。先輩方の経験を、里親になることを考える参考にしていただけたら幸いです。⇨ 里親様の体験談、募集中です!
元保護犬の姫ちゃん、若くんです。
名前:姫ちゃん、若くん
犬種:ミックス(トイプーとウェスティー)
性別:メス、オス
年齢:享年12歳、13歳(健在です)
現在、お迎えしてから:13年7ヶ月
2人とっても仲良しそうだワン!
お迎え前について
※アンケートの一部は選択式の回答となっています。
保護犬の里親になろうと思ったきっかけは?
数多くの保護犬が里親を必要としていることを知ったことがきっかけです。(アメリカでの保護だったので、そういった情報が比較的溢れていました)
どこから保護犬の譲渡を受けましたか?
ボランティア団体
その譲渡元はどのように見つけましたか?
当時アメリカに住んでいたのですが、ネットで州内のレスキュー団体を探しました。
その譲渡元を選んだ理由は?
譲渡規則(避妊手術も含め)があり、対応が信頼できたため
複数の譲渡元を検討しましたか?
はい
その子にした理由は?
同時に2匹の兄弟を引き取りたかったため
何匹かのワンちゃんを同時に検討しましたか?
はい
里親になるまでに何度申し込みをしましたか?
1度のみ
里親申し込みで大変だったことは何かありますか?
アメリカのレスキュー団体だったため、参考にはならないかもしれませんが、特にありませんでした。
里親申し込みで何か気をつけたことはありますか?
一生を責任を持って飼うことを信頼してもらえるよう、メールの返信等は早く返したり気をつけていました。
お迎えするときに準備したこと、気をつけたことはありますか?
道中が車で長かった(往復4〜5時間)ため、大きめのケージとお水を用意しました。 保護団体に、事前にお迎えに必要なものを確認しました(それが信頼してもらえた一つの要因でもありました)。
譲渡当時のワンちゃんについて
迎えた際の年齢は? (選択式の回答)
1歳未満
迎えた際の健康状態は?
良好
譲渡元での、メディカルチェックの有無
健康診断なし
ワンちゃんのそれまでの環境はご存知ですか?
ブリーダーで計画外の雑種犬(純種でない妊娠事故でした)
ワンちゃんがご自宅にたどり着くまでの経緯
子犬工場からレスキュー団体へ直接行ったのですが、それまで人間といい経験をしていない(可愛がれた経験がない、予防接種など痛い経験のみ)環境でした。 レスキュー団体は成犬・子犬で溢れており、スタッフの数が足りなかった状況でした。
お迎え後について
思ったより楽だったことは?
当時一人ぐらしだったので、2匹いたことで、お互いが遊び相手となり、仕事で帰宅が遅くなっても、1匹だけを待たせているよりは気がラクでした。
逆に、思ったより大変だったり悩んだことは?
3ヶ月の子犬で2匹いたため、トイレトレーニングが大変でした。 1匹をトレーニングしている間に、もう1匹がお漏らししていることがよくありました。 レスキュー団体に問い合わせ、アドバイスをもらいました。
特に最初はよくペットシッターに来てもらっていた(日中のトイレトレーニングのため)のが、多少費用がかかるなと思った記憶があります。
聞いていた健康状態以外の問題が起こりましたか?
若(オス)が1歳半で足の膝がぬける時が時々起こっていました。 頻繁ではなかったこと、譲渡後時間も経っているため、譲渡元と特に話していません。
最も苦労したしつけがあれば教えてください。
姫(メス)が吠えることは苦労しました。 自分のしつけが悪かったと思います。。。
迎え入れて、嬉しかったことは?
毎日の散歩は大変だけど、そばにいてくれるだけで嬉しかったです。 今は事情あって、実家にいるのですが、毎日愛情の交換がしかも2匹でダブルの量だったのが、うれしかったです。
お迎え後、愛犬はどのように変化しましたか?
色々と怯えていたのが、2〜3週間くらいでだんだんリラックスしていき、1〜2ヶ月で吠えまくるほど安心安全な場所になったんだと感じました。
迎え入れたことで、家庭にどのような変化がありましたか?
当時は一人暮らしだったので、家が一気に明るくなりました。 犬がいることで毎朝・夜の散歩で規則正しい生活になりました。
(保護犬以外のワンちゃんも飼ったことがある人に質問です。)保護犬以外のワンちゃんと、保護犬ちゃんとで違うな、と感じることはありますか?
友人の犬を譲り受けたことはありましたが、保護犬が子犬であったのもあるので、特にありませんでした。
逆に同じだな、と思うことはありますか?
犬は犬なので、ルーチンは全て同じです。
振り返って
今、元保護犬の愛犬はどういう存在ですか?
我が子です。1匹は亡くなってしまいましたが、愛情は変わらずずっと思っています。
今だから思える、譲渡に関して、もっとこうしておけば良かったと思っていること。
特にないです。
里親になることを希望されている方へのアドバイスやメッセージ
犬の年齢や性格によって、色々と苦労があるかと思われますが、犬との生活は幸せそのものです。 その犬の一生の責任を負う=毎日のお世話から、特に老犬になった時の病院代など金銭的なこともありますので、覚悟は必要ですが、その全ての苦労を払いのけるほどの幸せが待っています!
最後に、愛犬に言ってあげたいことがあれば、お願いします!
私のところへ来てくれて、ありがとう♡♡♡
姫ちゃん、若くん、兄弟でずっと一緒に入れてよかったワンね。姫若マミーさん、ありがとうだワン!