『みんなの元保護犬物語』は、里親になられた方々の「リアルストーリー集」です。
「里親になるって実際どんな感じなの?」っと疑問をお持ちの方に、「うちの場合はこんな感じだったよ」っと回答いただきました。100匹いれば、そこには100通りの物語があります。先輩方の経験を、里親になることを考える参考にしていただけたら幸いです。⇨ 里親様の体験談、募集中です!
元保護犬のたぬ吉くんです。
名前:たぬ吉
犬種:ポメラニアン
性別:男の子
年齢:おおよそ13歳(現在お空組)
現在、お迎えしてから:お迎えは、2014年5月。2019年1月、お空組へお引越し。
瞳の優しいたぬ吉くんだワン!
お迎え前について
※アンケートの一部は選択式の回答となっています。
保護犬の里親になろうと思ったきっかけは?
うちに来るまでの経緯のところに記載します。
どこから保護犬の譲渡を受けましたか?
個人保護主さんより
その譲渡元はどのように見つけましたか?
SNS
複数の譲渡元を検討しましたか?
いいえ
その子にした理由は?
うちに来るまでの経緯のところに記載します。
何匹かのワンちゃんを同時に検討しましたか?
いいえ
里親申し込みで大変だったことは何かありますか?
特になし
里親申し込みで何か気をつけたことはありますか?
自分が里親になれるのか?とても考えました。すでに、保護猫もいたりしたので。
お迎えするときに準備したこと、気をつけたことはありますか?
生活できる一通りのものは揃えました。先住猫がいたので、相性が良ければいいなぁ~と思っていました。
譲渡当時のワンちゃんについて
迎えた際の年齢は? (選択式の回答)
8歳~10歳
迎えた際の健康状態は?
かなり悪い状態
具体的にはどのような病状がありましたか?
栄養失調・脱水・貧血・気管虚脱・フィラリア陽性・下痢でおしりは赤ピッピ・歯はほとんどない
譲渡元での、メディカルチェックの有無
健康診断あり
ワンちゃんのそれまでの環境はご存知ですか?
ある程度知っている
ワンちゃんがご自宅にたどり着くまでの経緯
たぬ吉くんは元繁殖犬で、繁殖犬が数百匹ほどいる山奥の繁殖場にいました。太陽にも当たれず、散歩もしてもらえない。フードも粗悪なもので糞尿まみれの狭いケージの中で約6年間も過ごしていました。繁殖させるためだけに生かされていた子。
個人で保護活動している方のSNSを通じ劣悪な繁殖業者の存在を知り、保護犬の里親さん宅までのお届け搬送リレーのお願いを見てお手伝いをさせていただきました。
里親さん宅にお届けして終わるはずだったお手伝いでしたが、突然里親さんが受け入れ不可能となり路頭に迷うことに。保護主さんの所に戻そうにも今回のリレーは滋賀~東京という長距離の搬送。とても簡単に戻せる距離ではありませんでした。
私は、頭の中で色んな思いや考えがよぎりました。「安易に受け入れるべきではない。。。だけど人間の都合で辛い環境に置かれていたたぬ吉くん、更に行ったり来たり。。。」
ひとしきり熟考した後、ひとつの結論に至りました。そして、保護主さんに伝えました。「私でよければ、里親に手を上げてもよろしいでしょうか?」と。
そして、里親さん宅へたぬ吉くんをお迎えに行き、うちの子になりました。
お迎え後について
思ったより楽だったことは?
大人犬になるとしつけは難しいと聞いていましたが….そんなことはありませんでした。
逆に、思ったより大変だったり悩んだことは?
気管虚脱がこんなにひどい症状とは知りませんでした。
聞いていた健康状態以外の問題が起こりましたか?
特になし
最も苦労したしつけがあれば教えてください。
特になし
迎え入れて、嬉しかったことは?
初めて、へそ天で寝ていた時。たぬ吉くんの笑顔。
お迎え後、愛犬はどのように変化しましたか?
最初は、目に生気がなくドロンっとしていましたが、徐々にキラキラとした目になり笑顔になっていきました。毛もなかったですが、毛も生えそろってきました。
迎え入れたことで、家庭にどのような変化がありましたか?
変化というものは、特にありませんでした。
振り返って
今、元保護犬の愛犬はどういう存在ですか?
大切な存在。
今だから思える、譲渡に関して、もっとこうしておけば良かったと思っていること。
特になし
里親になることを希望されている方へのアドバイスやメッセージ
安易に飼わない!
最後に、愛犬に言ってあげたいことがあれば、お願いします!
たぬきちぃぃ~~ ありがとう♡
たぬきちぃぃ~~ 会いたいよぉ~!! 抱っこしたいよぉ~~!!
劣悪な繁殖業者からの搬送リレーを縁に、自分の家族に出逢えたぬ吉くん。写真のキラキラした姿が印象的だワン。中泉さん、ありがとうだワン!