『みんなの元保護犬物語』は、里親になられた方々の「リアルストーリー集」です。
「里親になるって実際どんな感じなの?」っと疑問をお持ちの方に、「うちの場合はこんな感じだったよ」っと回答いただきました。100匹いれば、そこには100通りの物語があります。先輩方の経験を、里親になることを考える参考にしていただけたら幸いです。⇨ 里親様の体験談、募集中です!
元保護犬の茶々くんです。
名前:茶々
犬種:キャバリアキングチャールズスパニエル
性別:オス
年齢:享年 推定13歳
現在、お迎えしてから:4年前に亡くなりました。我が家に来て9年
お目目が印象的な茶々くん!
お迎え前について
※アンケートの一部は選択式の回答となっています。
保護犬の里親になろうと思ったきっかけは?
以前にも保護犬がいたため。
どこから保護犬の譲渡を受けましたか?
ボランティア団体
その譲渡元はどのように見つけましたか?
サイトを巡り。
その譲渡元を選んだ理由は?
活動をサイトで見てるうちに、気持ちが入って行った。
複数の譲渡元を検討しましたか?
はい
その子にした理由は?
ガンで亡くなった子と同じ犬種だったから。運命を感じた。
何匹かのワンちゃんを同時に検討しましたか?
いいえ
里親になるまでに何度申し込みをしましたか?
1度のみ
里親申し込みで大変だったことは何かありますか?
家庭環境の調査が厳しかった。
里親申し込みで何か気をつけたことはありますか?
特にはありませんでした。
お迎えするときに準備したこと、気をつけたことはありますか?
無駄泣きが酷かったので、できるだけ落ち着けて安心出来る環境であるように努力しました。
譲渡当時のワンちゃんについて
迎えた際の年齢は? (選択式の回答)
3歳~4歳
迎えた際の健康状態は?
やや健康に問題あり
具体的にはどのような病状がありましたか?
フィラリア感染
譲渡元での、メディカルチェックの有無
健康診断あり
ワンちゃんのそれまでの環境はご存知ですか?
ある程度知っている
ワンちゃんがご自宅にたどり着くまでの経緯
千葉県にて保健所収容からの引き出し
お迎え後について
思ったより楽だったことは?
成犬から家族になる事の不安がありましたが、一晩過ごしたらもう気持ちは家族でした。
逆に、思ったより大変だったり悩んだことは?
無駄泣きが大変酷かった。外出時の泣き声対策が大変だった。
最も苦労したしつけがあれば教えてください。
無駄泣きをしないようにしつけること。
迎え入れて、嬉しかったことは?
目に見えて、落ち着いて来た時。安心しているのを目にした時。
お迎え後、愛犬はどのように変化しましたか?
明らかに顔が穏やかになった。トゲトゲしさが無くなった。
迎え入れたことで、家庭にどのような変化がありましたか?
日々、深く繋がっていく幸せが家族に広がるのがわかった。小学生だった娘たちも小さな命を守る責任の重さを学んでいた気がする。
(保護犬以外のワンちゃんも飼ったことがある人に質問です。)保護犬以外のワンちゃんと、保護犬ちゃんとで違うな、と感じることはありますか?
当初、何でも食べてしまう茶々でした。ティッシュなどは大好物で本当に困りました。決して知る事の出来ない生い立ちがそうさせているのかもしれず、やはり保護犬のメンタルの闇を感じました。
逆に同じだな、と思うことはありますか?
こちらの大好きだよって気持ちをキチンとキャッチしてくれるところ。
振り返って
今、元保護犬の愛犬はどういう存在ですか?
今はお空にいますが、本当に生きて我が家に来てくれて感謝しかないです。
里親になることを希望されている方へのアドバイスやメッセージ
保護犬はいろいろな体験をしています。傷ついた分凶暴になる時もあります。少しづつ少しづつカチカチになっている気持ちをほぐしてあげてください。必ず繋がれます!
最後に、愛犬に言ってあげたいことがあれば、お願いします!
フィラリアでお薬嫌だったね。でも頑張ったね!ある日突然あっという間にお空に行ってしまった。前の日まで元気に見えたけど、本当は苦しかったのかな?ごめんね。みんなで泣きながら見送れたこと幸せだったよ。元の飼い主は絶対許せないけど、生きて捨ててくれたことには感謝してる。矛盾してるけどね。茶々の首輪はママのキーホルダーにしてる。一生毎日触るから。いつかそっちに行った時、ママを見つけてね。ちょっとだけバイバイ。
保健所から人の手を渡って、ご家族に辿り着いた茶々くん。フィラリアと闘ったワンね。がんばったワン!アマゾネス幸子さん、貴重なお話ありがとうだワン!