『みんなの元保護犬物語』は、里親になられた方々の「リアルストーリー集」です。
「里親になるって実際どんな感じなの?」っと疑問をお持ちの方に、「うちの場合はこんな感じだったよ」っと回答いただきました。100匹いれば、そこには100通りの物語があります。先輩方の経験を、里親になることを考える参考にしていただけたら幸いです。⇨ 里親様の体験談、募集中です!
元保護犬のエポちゃんです。
名前:エポ
犬種:雑種
年齢:13歳
お迎えしてから:13年8ヶ月
エポちゃん、素敵な雰囲気の美犬ちゃんワン!
お迎え前について
※アンケートの一部は選択式の回答となっています。
保護犬の里親になろうと思ったきっかけは?
犬を迎えるにあたって、子供の頃に捨て犬を拾って飼った経験があったことから、ショップでなく保護犬をと考えました。
どこから保護犬の譲渡を受けましたか?
インターネット経由の個人
その譲渡元はどのように見つけましたか?
「いつでも里親募集中」のサイトに掲載されていました
その譲渡元を選んだ理由は?
個人で預かりをなさっている方で、預かり中の犬の毎日の様子をブログで丁寧に紹介しておられました。大切にされているのが良く伝わってきました。
複数の譲渡元を検討しましたか?
いいえ
その子にした理由は?
「いつ里」の写真をみて気に入りました
何匹かのワンちゃんを同時に検討しましたか?
いいえ
里親になるまでに何度申し込みをしましたか?
1度のみ
里親申し込みで大変だったことは何かありますか?
事前に飼育環境の確認に自宅にいらしたときは、何を準備すればいいかわからず緊張しました。もし里親に選ばれなかったら、また別の子を探そう、となかば諦めのような気持ちもありました。
里親申し込みで何か気をつけたことはありますか?
信頼できる預かりさんから譲り受けたい、という気持ちが強かったので、その方のブログを通じて、犬への接し方や譲渡の過程がわかったのはよかったです。
お迎えするときに準備したこと、気をつけたことはありますか?
預かりさんのアドバイスで、庭や玄関に脱走防止の柵などを準備しました。
譲渡当時のワンちゃんについて
迎えた際の年齢は?
1歳未満
迎えた際の健康状態は?
良好
譲渡元での、メディカルチェックの有無
健康診断あり
ワンちゃんのそれまでの環境はご存知ですか?
ある程度知っている
ワンちゃんがご自宅にたどり着くまでの経緯
子犬の頃に茨城県のセンターに保護され、地元のボランティアさんが引き出して預かりさんに引き渡され、インターネットで里親募集をしていました。
お迎え後について
思ったより楽だったことは?
1か月ほど預かりさん宅で先輩犬たちと過ごしたため、基本的な社会教育をしてもらっていたと思います。また、譲渡後もわからないことは預かりさんに相談できたことは心強かったです。
逆に、思ったより大変だったり悩んだことは?
お迎え当初は子犬だったので、家具を噛んだりすることはありました。また、家族そろっての旅行や帰省に行きづらくなりました。最初は、預ければいい、と考えていましたが、預けるのがかわいそうで、結局ほとんど行かなくなりました。
聞いていた健康状態以外の問題が起こりましたか?
特にありません。
最も苦労したしつけがあれば教えてください。
年を取ってから、いっとき分離不安になった時期があり、お医者さんと相談しながらいろいろと試して対応に苦慮したことがありました。
迎え入れて、嬉しかったことは?
毎日の散歩は、人間の健康にもいいと思います。
お迎え後、愛犬はどのように変化しましたか?
子犬の頃は走り回るのが好きでしたが、今では年をとってのんびり過ごしています。
迎え入れたことで、家庭にどのような変化がありましたか?
子供がちょうど多感な難しい年ごろでしたが、犬がいることでみんな笑顔でいられたと思います。
振り返って
今、元保護犬の愛犬はどういう存在ですか?
お互い年を取りましたが、今ではあうんの呼吸の相棒となってくれています。
今だから思える、譲渡に関して、もっとこうしておけば良かったと思っていること。
犬を飼おうかと考えている人がいると、本当はぜひ保護犬を勧めたいのですが、押しつけがましくなるのもどうかと思い、「保護犬もいいよ…」と小声で言うにとどめています。
里親になることを希望されている方へのアドバイスやメッセージ
犬の性格や個性を把握してくれている預かりさんに、譲渡後も何かと相談できたことは本当に頼もしかったです。犬にとっての実家があるような安心感です。
最後に、愛犬に言ってあげたいことがあれば、お願いします!
これからも元気で長生きしてくださいね。
愛護センターから、温かい人々の手を渡って自分を大切にしてくれる家族とたくさんの年月を共に過ごしてきたエポちゃん。エポ母さん、ありがとうだワン!