みんなの元保護犬物語【第75話】ふじこちゃん(トイプードルMIX・6〜7歳)

『みんなの元保護犬物語』は、里親になられた方々の「リアルストーリー集」です。
「里親になるって実際どんな感じなの?」っと疑問をお持ちの方に、「うちの場合はこんな感じだったよ」っと回答いただきました。100匹いれば、そこには100通りの物語があります。先輩方の経験を、里親になることを考える参考にしていただけたら幸いです。⇨ 里親様の体験談、募集中です!

元保護犬のふじこちゃんです。

名前:ふじこ
犬種:トイプードル ミックス
性別:メス
年齢:6〜7才
現在、お迎えしてから:4ヶ月

きなこ先生

ふじこちゃん、わたちたち同世代、これからだワン!

お迎え前について

※アンケートの一部は選択式の回答となっています。

保護犬の里親になろうと思ったきっかけは?
昨年愛犬を亡くし、たまたまTVのニュースで地元の保護犬ボランティア団体が出ていたのを見て、我が家も次は保護犬と思いました。

どこから保護犬の譲渡を受けましたか?
インターネット

その譲渡元はどのように見つけましたか?
地元の団体だった

その譲渡元を選んだ理由は?
はい

複数の譲渡元を検討しましたか?
はい

その子にした理由は?
保護された写真を見て「この子!」と思いました

何匹かのワンちゃんを同時に検討しましたか?
いいえ

里親になるまでに何度申し込みをしましたか?
1度のみ

里親申し込みで大変だったことは何かありますか?
特になし

里親申し込みで何か気をつけたことはありますか?
保護犬の譲渡条件は厳しいですが、命を預かる事なので、家庭の内容などは細かく団体に報告して検討して頂きました

お迎えするときに準備したこと、気をつけたことはありますか?
犬の飼育経験はあるので必要なものも分かりますので、特にはありません

譲渡当時のワンちゃんについて

迎えた際の年齢は? (選択式の回答)
5歳〜7歳

迎えた際の健康状態は?
やや健康に問題あり

具体的にはどのような病状がありましたか?
歯周病

譲渡元での、メディカルチェックの有無
健康診断あり

ワンちゃんのそれまでの環境はご存知ですか?
ある程度知っている(繁殖場の多頭飼育崩壊)

ワンちゃんがご自宅にたどり着くまでの経緯
ブリーダーの多頭飼育崩壊。室内外に100匹以上の子がいて糞尿だらけ、毛玉は鎧のようになっていて、緑色の便をしていた子もいたそうです。
県内県外の保護犬団体さんが全て保護して下さり、その中の団体さんから譲渡して頂きました

お迎え後について

思ったより楽だったことは?
大人しい、ケージに入る事に抵抗がない、トイレシートの認識がある、食欲がある

逆に、思ったより大変だったり悩んだことは?
特にないが、最初の3〜4日は夜鳴きがあった。
飼い主の顔が見えるようにして寝てみたら、鳴かなくなりました

聞いていた健康状態以外の問題が起こりましたか?
今のところないです

最も苦労したしつけがあれば教えてください。
時々拾い食いをしてしまう

迎え入れて、嬉しかったことは?
表情が出てきた事、多頭にいたせいかワンコ大好きで、お散歩に行って他のワンコさんと仲良くできること

お迎え後、愛犬はどのように変化しましたか?
表情が出てきて目がキラキラするようになりました。生活パターンも覚えてきて、色々な意味で馴染んできました

迎え入れたことで、家庭にどのような変化がありましたか?
我が家は大人2人世帯なので賑やかさはありません。
この子が来てからはワンコ中心で家族の潤滑油になってくれています。

(保護犬以外のワンちゃんも飼ったことがある人に質問です。)保護犬以外のワンちゃんと、保護犬ちゃんとで違うな、と感じることはありますか?
感情がまだあまり表現できていないかな?
控えめな感じもします。
何年も外を知らなかったからか、鳥、枯葉、昆虫、工事の看板、サッカー少年などなど、色々なものに興味津々で、追いかけたり見入ったりしてるのを見てると愛おしくなります。

逆に同じだな、と思うことはありますか?
愛情を持って接すれば答えてくれるところ

振り返って

今、元保護犬の愛犬はどういう存在ですか?
何としてでも守ってあげたい大切な家族

今だから思える、譲渡に関して、もっとこうしておけば良かったと思っていること。
特にないです

里親になることを希望されている方へのアドバイスやメッセージ
その子その子には色々な過去があります。
年をとって動けなくなっても、病気になっても最期までしっかりお世話する覚悟が必要です。
飼い主もワンコもお互いに楽しく過ごせるよう努力しましょう。

最後に、愛犬に言ってあげたいことがあれば、お願いします!

いつまでも元気で長生きしてね!
ママさんちに来れて良かったよ!って思ってくれたら最高です。

追伸:
保護団体の方でも里親さんの選定は色々悩むようです。
(里子に出した子がいつのまにかまた保健所に持ち込まれていたなんて言うこともあるそうです)
大切な命、大切な心、動物にも感情があるという事忘れないで欲しいです。

きなこ先生

何年も外の世界を知らなかった分、新しい犬生を謳歌しているふじこちゃん。ずっとの家族ができて嬉しいわん。こむぎいろさん、ありがとうだワン!

[募集]みなさまの「保護犬のその後」を教えてください!

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