『みんなの元保護犬物語』は、里親になられた方々の「リアルストーリー集」です。
「里親になるって実際どんな感じなの？」っと疑問をお持ちの方に、「うちの場合はこんな感じだったよ」っと回答いただきました。100匹いれば、そこには100通りの物語があります。先輩方の経験を、里親になることを考える参考にしていただけたら幸いです。⇨ 里親様の体験談、募集中です！
元保護犬のぼたんちゃんです。
名前：ぼたん
犬種：チワワ
性別：メス
年齢：推定6歳
現在、お迎えしてから：1年3ヵ月
きなこ先生明るい表情のぼたんちゃん、こんにちはだワン！
お迎え前について
※アンケートの一部は選択式の回答となっています。
保護犬の里親になろうと思ったきっかけは？
里親募集のサイトで見つけた
どこから保護犬の譲渡を受けましたか？
個人ボランティア
その譲渡元はどのように見つけましたか？
ボランティア活動をされてた方を知っていた
その譲渡元を選んだ理由は？
譲渡元を選んだというより、怯えてる動画が決め手になった
複数の譲渡元を検討しましたか？
いいえ
その子にした理由は？
今までの過酷な日々を知ってなんとか幸せにしたいと思った
何匹かのワンちゃんを同時に検討しましたか？
いいえ
里親になるまでに何度申し込みをしましたか？
２回
里親申し込みで大変だったことは何かありますか？
ブリーダーが健康状態等の情報を開示してくれず持病があるのかワクチン歴なども不明だった
里親申し込みで何か気をつけたことはありますか？
レスキューされた方に生涯の責任を持つと信用をしていただくこと
お迎えするときに準備したこと、気をつけたことはありますか？
どんな子がくるのかわからなかったからあらゆることに備えた
譲渡当時のワンちゃんについて
迎えた際の年齢は？ （選択式の回答）
5歳〜7歳
迎えた際の健康状態は？
かなり悪い状態
具体的にはどのような病状がありましたか？
何度も帝王切開した痕があり内臓や腸の癒着が酷く水頭症や持病も抱えていたがブリーダーがどこまで把握してたかは不明
譲渡元での、メディカルチェックの有無
健康診断あり
ワンちゃんのそれまでの環境はご存知ですか？
繁殖業（ブリーダー）引退犬
ワンちゃんがご自宅にたどり着くまでの経緯
劣悪な環境下で5年間耐えていたこと。ゲージから出たことがなく、人に抱かれたこともない、外の世界も見たこともないとのこと。病院は出産以外行くことはなかったとのこと。
お迎え後について
思ったより楽だったことは？
大変ではあったがそれを苦労とは思ったことはない
逆に、思ったより大変だったり悩んだことは？
犬ならば当たり前という感覚を捨てること、この子にはこの子の幸せと不安がある、ということを悟るまでに少し時間がかかった
聞いていた健康状態以外の問題が起こりましたか？
病院にかかったことはないが目立つような不調はないと聞かされていたが、実際は通院が必要な状態だった
最も苦労したしつけがあれば教えてください。
吠えたり噛んだりしないのであまり苦労したことはない
迎え入れて、嬉しかったことは？
全て。この言葉に尽きる。
お迎え後、愛犬はどのように変化しましたか？
基本、超怖がりでチャレンジを嫌う子。でもその小さな世界で彼女なりにイキイキと過ごしてる姿はお迎え当時からは想像できなかった
迎え入れたことで、家庭にどのような変化がありましたか？
とにかく楽しい、ぼたんが中心の生活
（保護犬以外のワンちゃんも飼ったことがある人に質問です。）保護犬以外のワンちゃんと、保護犬ちゃんとで違うな、と感じることはありますか？
保護される前の環境がいつまでも影響は大きい。成長=克服、保護犬ではない子にはない成長の仕方だと思う
逆に同じだな、と思うことはありますか？
食欲。お迎え当日から食欲だけはあった。生命力を感じた
振り返って
今、元保護犬の愛犬はどういう存在ですか？
我が子、娘や息子と変わらない
今だから思える、譲渡に関して、もっとこうしておけば良かったと思っていること。
保険やフードなど言いなりになってしまい結局全て変えることになったので事前にもっと色々調べるべきだった
里親になることを希望されている方へのアドバイスやメッセージ
保護犬である以上、子犬から迎えれることは少ないし、トラウマを抱える子が多い。でも、過去があるからこそ、信用を得れた時、笑顔を見せてくれるようになった時、出来なかったことが出来るようになった時の喜びは言葉に言い表せない
最後に、愛犬に言ってあげたいことがあれば、お願いします！
よくぞ頑張って生きててくれた。もう怖いことはないよ、安心して毎日を過ごそうね
きなこ先生ぼたんちゃん優しい家族に出会えてよかったワンね。ご家族もぼたんちゃんに出会えて良かったワンね。ぼたんの母さん、ありがとうだワン！