みんなの元保護犬物語【第47話】太陽くん(ロングコートチワワ・推定6-8歳)

『みんなの元保護犬物語』は、里親になられた方々の「リアルストーリー集」です。
「里親になるって実際どんな感じなの?」っと疑問をお持ちの方に、「うちの場合はこんな感じだったよ」っと回答いただきました。100匹いれば、そこには100通りの物語があります。先輩方の経験を、里親になることを考える参考にしていただけたら幸いです。⇨ 里親様の体験談、募集中です!

元保護犬の太陽くんです。

名前:太陽
犬種:ロングコートチワワ
性別:♂
年齢:推定6-8歳
現在、お迎えしてから:1.5ヶ月

きなこ先生

優しいお顔の太陽くん、こんにちはだワン!

お迎え前について

※アンケートの一部は選択式の回答となっています。

保護犬の里親になろうと思ったきっかけは?
今年2月に先住犬が16.5歳で旅立ち、新たに迎えるわんこを看取るには自分の年齢を考えると成犬を迎えたかったため

どこから保護犬の譲渡を受けましたか?
ボランティア団体

その譲渡元はどのように見つけましたか?
ペットのおうち

その譲渡元を選んだ理由は?
動機と理由は分かりますが、里親希望者へとても厳しい団体もある中で、こちらは保護犬のお世話ブログなどで、保護した動物と里親への誠意と優しさを感じたから。

複数の譲渡元を検討しましたか?
はい

その子にした理由は?
始めは先住犬と同じ犬種(ヨーキー)を探していたのですが、この子の写真を見たとき優しい表情に惹かれ、お気に入りに登録していました。少し時間が経ってから改めて写真を見て、「うちの子になってもらいたいな」という思いが日に日に強くなり、犬種にこだわっている事が無意味に感じたからです。

何匹かのワンちゃんを同時に検討しましたか?
いいえ

里親になるまでに何度申し込みをしましたか?
2回

里親申し込みで大変だったことは何かありますか?
高齢の母との二人暮らしという家族構成が里親・譲渡条件に合わない事が多かったです。母は膝が悪いので、お見合い・見学には私一人で行きたいと説明をした時も即お断りの連絡を頂いたところもありますが、譲渡条件理由の背景(保護動物のため)も理解できるので、大変だったというよりは色々と勉強になりました。

里親申し込みで何か気をつけたことはありますか?
お互いの時間を無駄にしないために譲渡条件をよく理解してから申し込みをする

お迎えするときに準備したこと、気をつけたことはありますか?
安全に暮らせるように床材や家具の配置を変え、保護犬に関してのYouTubeやブログなどを見てできる限りの心の準備もしました。

譲渡当時のワンちゃんについて

譲渡当時の太陽くん

迎えた際の年齢は? (選択式の回答)
5歳〜7歳

迎えた際の健康状態は?
やや健康に問題あり

具体的にはどのような病状がありましたか?
外耳炎、パテラグレード4、皮膚炎

譲渡元での、メディカルチェックの有無
健康診断あり

ワンちゃんのそれまでの環境はご存知ですか?
あまり知らない

ワンちゃんがご自宅にたどり着くまでの経緯
繁殖業(ブリーダー)引退犬。保護ボランティアのお宅で数匹のワンちゃんたちと1か月ほど暮らし、そこから飼育環境チェックを兼ねて自宅へお届けいただきました。

お迎え後について

思ったより楽だったことは?
心の傷を心配していましたが、保護ボランティアの方に愛情を受けてお世話して頂いたお陰かとても懐いてくれて新しい環境にもストレスなく過ごしてくれていて、安心しています。

逆に、思ったより大変だったり悩んだことは?
大変と思うことは正直ありませんが、おやつをご褒美として食べることを知らないのでこれから覚えてもらい、知育ゲームやトレーニングなど一緒に楽しく遊べるようになりたいです。

聞いていた健康状態以外の問題が起こりましたか?(起こった場合は、どの程度か。また、譲渡元と話し合いになったか、などがあれば教えてください)
保護犬の里親になると決めたときに、健康状態に関しては今までの環境や経緯を考えれば、必ず治療や経過観察が必要になることもある事も踏まえてお迎えしましたので、譲渡元へ報告はしましたが、話し合いなどはしませんでしたし、今後も発病したとしても報告のみの予定です。

最も苦労したしつけがあれば教えてください。
トイレ、お散歩、他のワンちゃんへのご挨拶などのトレーニング中ですが、苦労というほどではありません。

迎え入れて、嬉しかったことは?
少しずつワンちゃんらしい動きや、お散歩から帰りたくないアピール、喜びを小走りで表現したり、自己主張を見せてくれた時、とても嬉しかったです。

お迎え後、愛犬はどのように変化しましたか?
自己主張ゼロレベルから、今はレベル5くらいでしょうか。また、寝る姿勢も段々リラックス度が上がってきています。

迎え入れたことで、家庭にどのような変化がありましたか?
母共々この子のためにと毎日、自分自身も健康で楽しく過ごす努力をするようになりました。

(保護犬以外のワンちゃんも飼ったことがある人に質問です。)保護犬以外のワンちゃんと、保護犬ちゃんとで違うな、と感じることはありますか?
保護犬を迎えた場合、病歴がわからないのでお迎え初期は体調などより注意深く観察が必要かと思います。ワンちゃん自体の違いは無く、躾けや性格の形成でも何でも、すべてはお迎えする飼い主次第だと思います。

逆に同じだな、と思うことはありますか?
飼い主への無償の愛

振り返って

今、元保護犬の愛犬はどういう存在ですか?
生き甲斐、出かけるとき、この子の為に必ず生きて帰って来ようと思って家を出ます笑

今だから思える、譲渡に関して、もっとこうしておけば良かったと思っていること。
特になし

里親になることを希望されている方へのアドバイスやメッセージ
自分は選ぶ側ではなく、選ばれなければならない側でありその理由は、縁あって保護された動物達が、より幸せになれるようにと保護活動をボランティアとしてして頂いてる方々が考えた理由・条件によるものである事を理解して、ご縁をじっくり待てば、必然の素敵な出会いが運ばれてきます!

最後に、愛犬に言ってあげたいことがあれば、お願いします!

毎日伝えているけれど、私たちを選んでくれて本当にありがとう。あなたが旅立つ最後の一瞬まで、楽しく笑いある時間を一緒に過ごそうね。

きなこ先生

太陽くんはまさに太陽のような存在だワンね。きなこ、さんままさんみたいに、人間も犬に無償の愛をくれていると思ったワン。さんままさん、ありがとうだワン!

[募集]みなさまの「保護犬のその後」を教えてください!

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