みんなの元保護犬物語【第28話】ジジちゃん、ソフィちゃん(ジャックラッセルテリア・3歳)

『みんなの元保護犬物語』は、里親になられた方々の「リアルストーリー集」です。
「里親になるって実際どんな感じなの?」っと疑問をお持ちの方に、「うちの場合はこんな感じだったよ」っと回答いただきました。100匹いれば、そこには100通りの物語があります。先輩方の経験を、里親になることを考える参考にしていただけたら幸いです。⇨ 里親様の体験談、募集中です!

元保護犬のジジちゃん、ソフィちゃんです。

左から、ジジちゃん、ソフィちゃんです。

名前:ジジ(♀)ソフィ(♀)
犬種:ジャックラッセルテリア
年齢:3歳
現在、お迎えしてから:1か月と3週間

きなこ先生

仲良し双子姉妹みたいに寄り添ってるワン!

お迎え前について

※アンケートの一部は選択式の回答となっています。

保護犬の里親になろうと思ったきっかけは?
何年か前に日本の犬猫の殺処分の現状をしり、勉強を始め、保護団体でボランティアをはじめていつかお迎えしようと決めていました。

どこから保護犬の譲渡を受けましたか?
ボランティア団体

その譲渡元はどのように見つけましたか?
インターネットの保護団体のサイトを検索

その譲渡元を選んだ理由は?
譲渡条件を満たしていたため(単身者でも可)

複数の譲渡元を検討しましたか?
はい

その子にした理由は?
向かい入れるならマンションOKの小型犬で活発な犬種のジャックラッセルテリアと決めていたため

何匹かのワンちゃんを同時に検討しましたか?
いいえ

里親になるまでに何度申し込みをしましたか?
4回以上

里親申し込みで大変だったことは何かありますか?
条件のハードルが高すぎてなかなか里親になれない。団体独自のさまざまなルールがある

里親申し込みで何か気をつけたことはありますか?
里親フォームの記入内容やメールや電話のやり取り等に礼儀正しく誠実に里親になる熱意が伝わるように気をつけた。

お迎えするときに準備したこと、気をつけたことはありますか?
1か月前から受け入れた後の生活パターンに慣れるよう朝早起きして散歩コースをシュミレーションした。ワンコの安全を配慮した室内の環境整備をしました。あと経済面での計算してかかる費用についてシュミレーションした。

譲渡当時のワンちゃんについて

譲渡当時の様子

迎えた際の年齢は? (選択式の回答)
3歳~4歳

迎えた際の健康状態は?
良好

譲渡元での、メディカルチェックの有無
健康診断あり

ワンちゃんのそれまでの環境はご存知ですか?
ある程度知っている

ワンちゃんがご自宅にたどり着くまでの経緯
佐賀県の繁殖ブリーダーでそれぞれ2回出産をしたのち提携先の保護団体に引き取られ、里親募集をしていた。

お迎え後について

「ソフィーの背中の斑がたまたまミッキーマウスとハートになっていて自然と人を笑顔にしてくれていることにとても嬉しくおもっています。」

思ったより楽だったことは?
ずっと2匹一緒だったのでさみしくなかったのか早く環境に慣れてくれました。無駄吠えはしないこと。ジャックの中では2匹ともおとなしいほうだと思います。こちらの言っていることが割とわかってるように感じる時があります。

逆に、思ったより大変だったり悩んだことは?
車や電車の騒音やリードが怖くて、お散歩したがりません。帰りの20mくらいは覚えていておろすと猛ダッシュします。外に抱っこして連れていくぐらいしかできませんが、カートなども怖くてパニックを起こすのでスリングで1匹ずつ外に連れ出して慣れさせている最中です。トイレがまだ定着しておらず、緊張したり、興奮するとあらゆるところにしてしまいます。当然ながら2匹なのですべてが時間差で二回きますので、床掃除や洗濯ばかりしていて一日が終わってしまう感じです。成犬なので警戒心が強く、過去にトラウマを抱えている感じもして、なかなかコマンドが入れられず、時間がかかることを実感しました。

聞いていた健康状態以外の問題が起こりましたか?
なし

最も苦労したしつけがあれば教えてください。
トイレがまだ完璧にできておりません。

迎え入れて、嬉しかったことは?
最近寝床でへそ天で寝てくれるようになったこと

お迎え後、愛犬はどのように変化しましたか?
顔がうれしそうにしていたり、むっとしてたり、感情の表現が見えてきました。あとちょっとした動作や音にもびくっとしていたのがなくなりました。

迎え入れたことで、家庭にどのような変化がありましたか?
早起き早寝になりました。(笑)

(保護犬以外のワンちゃんも飼ったことがある人に質問です。)保護犬以外のワンちゃんと、保護犬ちゃんとで違うな、と感じることはありますか?
飼ってたのは子犬からのほうがコマンドは入りやすいというのと保護犬は過去の3年間見えてない分、それぞれ怖がる部分だったり譲らない部分だったりがあり、そこをどう対処すべきかとても難しいと思っています。

逆に同じだな、と思うことはありますか?
人のペイアテンションを欲しがったり、気を引こうとしてなにかやらかしたり、子犬と一緒だなと思います。特にこの2匹は子犬時代をちゃんと過ごしてこなかったため今子犬時代を楽しんでいる感じもします。

振り返って

今、元保護犬の愛犬はどういう存在ですか?
この子たちがうちにきたのも何かの縁、私に授けられた2つの生命大事にするべき愛おしい存在です。しかしまだまだ重責の念もあり、保護活動の一環としてという気持ちもあります。

今だから思える、譲渡に関して、もっとこうしておけば良かったと思っていること。
特になし

里親になることを希望されている方へのアドバイスやメッセージ
楽しいこともたくさんもらえますが、犬のお世話に土日はありません。自分のこうしてあげたい欲求を満たすため、ワンコたちが快適に暮らすためには体力、財力はかなり重要と思います。子犬からだと毎日のお世話が原則10年以上続きますし、保護犬によっては疾患治療をし続けなければならないことや、過去のトラウマがあったり想定外の行動があったり難しいワンコもいると思います。里親になる前に保護犬を受け入れているお家の動画などたくさん見てある程度のケースに慣れておくといいと思います。きなこ先生のところもかなり参考にさせていただいております。

最後に、愛犬に言ってあげたいことがあれば、お願いします!

うちにきてくれてありがとう。かーさん大変だけど、頑張るよ。痛いところとか具合が悪いところがあったら知らせてね。あと、できたらトイレシート自分で代えてくれて汚れたシートをゴミ袋にかたづけてくれたらかーさんめっちゃうれしいな。(笑)いつもじっと見てるからいい加減覚えたでしょう。次回から頼みます。

きなこ先生

ジジちゃん、ソフィちゃん、これからどんどん変化していくワンかね!2匹は賑やかで大変そうワン、無理せすだワン。ジジソフィかーちゃん、ありがとうだワン!

[募集]みなさまの「保護犬のその後」を教えてください!

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