働く犬くくりに、ちょっと思ったこと。

繁殖引退犬のチェロくん。歯周病が顎まで侵食し、下顎が左右2箇所骨折していました。

たまーーにですが、「繁殖犬も盲導犬と同じように働いてたんだね。お疲れさま!」のようなコメントをいただくことがあります。

書いた人の気持ちも分かるのですが、読んだ私は、なんとなくモヤモヤしてしまいます。

それは多分わたしが、盲導犬のように障害者のために働くワンちゃんたちと、繁殖業者の利益のために働く繁殖犬は取り巻く環境が違うと感じているからです。

盲導犬たちと繁殖犬の環境と未来の違い

社会のために働く犬

「盲導犬」「聴導犬」「介助犬」「警察犬」などの働くワンちゃんは、そのワンちゃんの適性を見た上で、体の不自由な人や、社会のために働いています。

働いていますが、栄養も与えられ、体も動かし、健康に気をつかってもらえます。

また、働いた後に無闇に捨てられたりしていません。

商業的な利益のために働く繁殖犬

一方「繁殖犬」は繁殖業者や仲介業者(市場・ペットショップ)の商業的な利益のために働き、多くの子が使ったら捨てられるのか、実際に保護団体には繁殖引退犬が溢れかえっています・・・・

個人の利益のために働いているのですから、少なくとも社会的役割を担っているワンちゃんと同等以上に大切にされるべきですが、現実は違います。

保護されている繁殖引退犬たちはその多くが非常に歯の状態が悪く、狭いケージに運動もせずに何年も閉じ込められていたと考えられます。

里親経験者の方にエピソードを頂戴している みんなの元保護犬物語 は、その半数以上が繁殖引退犬。

それほど多いのです。

そしてその中に健康で保護された繁殖引退犬の子は今のところ1人もいません。

捨てること前提のビジネスが悪質

こういった繁殖業者の問題のある飼育に加え、そもそも最初から捨てることを計画したビジネスであるところが更に悪質です。

きなこ先生

最初から捨てるつもりだから、大事にしないのかもだワン

そういう繁殖犬たちの「普段の生活」も、そして「捨てられる将来」も、

働いた後に家庭犬としての余生を計画されている盲導犬たちとは大幅に違うと感じます。

親犬たちにも幸せを!

繁殖犬は、繁殖業者の経済的な利益のために働いていますが、ペットを飼う人たちの幸せのために働いているとも言えます。

現在沢山の人がペットを飼っていますが、その子たちには全員両親がいます。

あなたの大切なペットの、両親たちは幸せそうですか?

🔽 その両親たちのために私たちにできること 🔽

きなこ先生

よければ、読んでだわん!

よかったらシェアしてワン!
URLをコピーする
URLをコピーしました!